Free Form Display SHARP

Work ディスプレイの可能性を訴求する

少し前まで、ディスプレイのスクリーンは単に長方形の画面であり、その意味ではユーザー体験は限られていました。 開発当時も円形等のディスプレイも市場に登場しつつありましたが、シャープはさらにこれまでになかったものを創り出したいと考えていました。それは、自由な形状と狭額縁を可能とする次世代のスタンダードとなりうるパネル「Free Form Display(フリーフォームディスプレイ)」でした。
シャープでは開発当初から自動車業界をこの技術のコアターゲットとしていましたが、市場に対して効果的に価値を伝える手段をもっていませんでした。

数多くの試作を繰り返したあと、私たちは新技術のハードとソフトの可能性を示す車載ディスプレイコンセプトを開発しました。 コンセプト検討の過程でこの技術のコアバリューも明らかになりました。それは、車載のコントロール領域とディスプレイの隔たりをなくし一体化したことで、新しいインタラクションモデルとユーザー体験の向上を可能にすることです。
あらゆるフィールドで、ディスプレイを自由な形にできるという創造性の高い技術のビジョンを視覚化したこのフリーフォームディスプレイは、2015年のグッドデザイン金賞を受賞しました。

Project

Free Form Display

Client

SHARP

Service

Product / UI

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